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「人とくるまのテクノロジー展 2024」に出展します

Stringoが日本の自動車展示イベントに、新製品の熱暴走対応4輪車両運搬機とS5を出展

2024 年 5 月 2 日: ニーランド、スウェーデン - 世界各地で広くビークルムーバー(車両運搬機)を展開している Stringo は、日本で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024」に本年度も出展いたします。日本の自動車業界の第一線で活躍する企業や組織が出展する、車両技術にフォーカスした展示会です

今年の展示会では、Stringo S3 PLUS と Stringo DuoMover の実機を展示するほか、新たに加わった 2 つの主要製品もご紹介いたします。

1 つ目の新製品は、次世代型ビークルムーバーの Stringo S5 です。これは、Stringo にとって大きな節目となる、新しいプラットフォームを使用した最初の製品です。Stringo S5は、従来の Stringo 550 (5トン対応のビークルムーバー) の後継製品にあたりますが、技術面で大きな進化を遂げています。パワフルな AC ドライブモータ、先進的なユーザーデザイン、ステアバイワイヤシステムが大きな特長になっています。AGV (無人搬送) やリモート操作にも対応しているため、電気自動車 (EV) など重量の車両を安全かつ簡単に移動させることができます。

2 つ目の新製品は、EV における各種試験で問題になっているバッテリの「熱暴走」に対処する製品です。バッテリの熱暴走とは、バッテリセル内で制御不能な連鎖反応が発生することにより、温度が急激に上昇し、火災や爆発が起こる危険な現象です。熱暴走の兆候が見られた場合は、一刻も早く安全を確保する必要があります。。

「4WM Thermal Runaway」 は、Stringo S5 モデルでこうした熱暴走の脅威に対応した世界初のビークルムーバーです。バッテリの温度が高温に達し危険な状態になった場合にオペレーターを保護し、機材破損や故障のリスクを最小限に抑えるための各種オプションや機能が組み込まれています。遠隔操作のビークルムーバーを使用すると、距離を保ちながら車両をすばやく施設の外に移動させることができます。 「S5 Thermal Runaway 4WM (S5 熱暴走対応 4WM) をお客様にご紹介できることを喜ばしく思います。ですが、それ以上に安全性の観点から、この製品の開発は非常に重要であると考えています。当社は安全性の確保を最も重視しており、この製品を活用することで、試験施設や製造施設における事故を最小限にとどめることができます」(Magnus Grafström、Stringo CTO)

「人とくるまのテクノロジー展 2024」は、2 回に分けて開催されます。2024 年 5 月 22 日(水) ~ 5 月 24 日 (金) は横浜にて、2024 年 7 月 17 日 (水) ~ 7 月 19 日 (金) は名古屋にて開催され、自動車業界のさまざまな企業が出展を予定しています。公益社団法人自動車技術会 (JSAE) が主催するこの展示会には、昨年は 4 万人を超える自動車業界関係者が来場しました。  

Stringo は、日本市場での事業成長に取り組む一環としてこの展示会に出展します。「当社は日本市場で成長を続け、さらなるビジネスの拡大に向けて取り組んでいます。お客様が必要とするソリューションのご提案、製品のカスタマイズ事例など、来場いただいた皆様にご紹介できることを楽しみにしています」(Nina Thelin、Stringo CEO)

「人とくるまのテクノロジー展 2024」の詳細については、 こちらをご参照ください。

Stringo について

Stringo は、スウェーデンのハイコーストの中心部、ニーランドに拠点を置く企業です。創業者の Göran Fahlén (ヨーラン・ファーレン) が車両を移動させる「ビークルムーバー (車両運搬機)」を創案し、世に送り出しました。以降約 40 年にわたり完全な自社開発に取り組み、現在では世界各地にビークルムーバーを提供しています。Stringo は、ビークルムーバーの開発に特化している唯一の企業です。あらゆる製造工程が自社製品の製造用に最適化されています。当社は、企業としての専門知識を蓄積しながら、誇りと情熱をもって事業に取り組んでいます。当社のビジョンは、人間工学に基づいた安全な方法で、簡単に車両を運搬できる製品およびソリューションを提供することです。

メディア関連のお問い合わせ先

Sam Coleman
Stringo チーフマーケティングオフィサー
sam.coleman@stringo.se